珈琲豆のお話1
エチオピア イルガチェフェ チェレレクトG1 ナチュラル
日本ではモカの名前でとても有名で、大勢のファンがいます。珈琲好きで無くても名前は聞いたことが有ると思います。昔エチオピアの近くのモカ港より出荷されていたのでその名前が付いた様です。今はモカ港での出荷は無いようです。
エチオピアの正式国名はエチオピア連邦民主共和国と言い、アフリカ大陸の東部に位置します。首都はアディスアベバ。ソマリア、ケニア、エリトリア等に囲まれた内陸部になります。
(また、余談ですが東京オリンピックで1位になり日本でも一躍有名になったマラソンのアベベ選手の母国でもあります。彼は1960年のローマ大会で裸足で走り、見事1位になり世界の注目を集めましたが、翌1964年の東京大会ではシューズを履いていたそうです。そのシューズがなんと「PUMA」でした。)
アフリカ大陸なのでさぞや暑い!所だと思われがちすが、意外や意外イルガチェフェ チェレレクトG1の産地は標高1900mで平均16~30℃と涼冷な地域で栽培されています。
珈琲は標高が高いほど実が締まり良質な豆とされています。1900mは高いです。
一般的にエチオピアの珈琲は同国オークション経由(以下ECX)で流通されています。イルガチェフェについてはいくつかエリア毎に区分されますが、農家サイドから持ち込まれた原料は
ECXによって、その品質をグレード1からUGまで10段階に評価付けされます。実際に輸出される珈琲の品質は、どのグレードをECXから調達するか、そしてどのような選別を輸出業者で行う
かによって異なってきます。同じグレードでも会社によって品質差が生じるのはこのためです。
珈琲発祥の地として、また「モカ」の名でも知られるエチオピア。その中でもイルガチェフェの珈琲は世界中の愛飲家から絶大なる人気を誇っています。
品質に強くこだわる現地業者指定で厳選された原料のみを買い付け、最上級のグレード1まで丁寧に仕上げています。
当店では中煎り(ハイロースト)で焙煎をしてご提供しております。
香味の特徴としては、ナチュラルモカの甘味と香り。とてもフルーティーです。適度な酸味、アフターフレーバーで甘味が広がります 。
是非一度ご来店頂きお確かめ下さい。
お待ち申し上げております。